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中国
上海
「魔都」。それは、人々の心を奪い、離すことのないその魅力を表現すべく、かつての上海に付けられた名称。驚異的な速度で進化を続ける、歴史に彩られたノスタルジックな姿とが見事なまでに融合されたかつての魔都は、今尚、訪れる者を強烈に魅力する。
蒲東
外灘(地下鉄南京東路駅から徒歩5分):旧祖界時代、上海の中心地として栄えた外灘。19世紀末から20世紀半ばにかけて数多く建てられた欧風石造建築物が、当時の華やかさを想わせます。上海のシンボルー東方明珠タワーや高層ビル群を望め、新旧が疑縮した上海を味わえます。ライトアップされた夜景は絶景です。
東方明珠塔(地下鉄南京東路駅から徒歩5分):東京タワーより高い468mもの高さと、近未来を感じさせるユニークなデザインから、上海のシンボルの存在となっているテレビ塔です。地上263m地点にある球体展望台から眺める360度の大パノラマは必見。ライトアップされた上海を見下ろせる、夜景スポットとしても人気です。
金茂大厦(地下鉄陸家嘴駅から徒歩5分):地上88階、高さ420.5mを誇る、上海のランドマーク的存在の巨大ビルです。3階から87階まではオフィスやホテルが入り、最上階の88階は展望室になっており、上海市外が一望できます。また、ビルの中心部は吹き抜けになっており、最上階からの眺めは一見の価値あります。
豫園(地下鉄大世界駅から徒歩15分):「豫」は「愉」に通じ、「楽しい園」という意味を持ちます。四川省の役人だった藩允端が父親への孝行のため建設した私庭園で、1559年から18年もの歳月をかけ完成したと言われています。藩家の没役、長い荒廃時期を経て1956年に大改修が行われ、以後は商業街として発展しました。
新天地(地下鉄黄陂南路駅から徒歩3分):1920年代、共同住宅として使用されていた地を、東洋と西洋?レトロとモダンを融合させた最先端スポットとして蘇らせました。
七宝(地下鉄七宝駅から徒歩15分):中国らしい、情緒あふれた雰囲気の水郷の街です。水路の周りには市がたっており、様々な商店が軒を連ねています。
南京路(地下鉄南京所西路/南京東路駅下車すぐ):100年以上前から栄える上海随一の繁華街。洗練されたレストラにゃ最先端のショップ、ホテルや土産物店が並びます。
東台路(地下鉄黄陂南路駅から徒歩8分):100m程の細い通りに、陶器や時計などのアンティークグッズを取り扱う骨董店が並び、独特の雰囲気を味わいます。
多倫路(地下鉄東宝興路駅から徒歩5分)魯迅や郭沫若などの文化人が多く暮らしていた場所であり、昔ながらのレンガ造りの建物が昔懐かしい風情を醸し出しています。
上海博物館(地下鉄人民広場駅から徒歩3分):1952年に建設された、約12万点もの文物を所有する博物館。展示物をじっくり見学すると一日かかる膨大さです。
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